2004年11月19日

留学生・移民(他者の受容)1

今年の4月、新松戸に流通経済大学新松戸キャンパスが開校した。これまでマンションと病院とダイエーしかなかった街に、いきなり2000人もの、今まで全くこの土地に縁のなかった若者たちが流れ込んできた。昭和の時代に建設されたマンションに入居した新住民第1世代の子どもたちが巣立ち、黄昏へ突き進んでいたこの街にとっては画期的な出来事だ。

それを実感するには、朝の通勤ラッシュ時に新松戸駅ホームにたってみればよい。それまでは改札から駅構内に入ってくる人々の流れが主流だったのが、今では改札を出ようとする流れがそれを凌駕しようとしている。しかもその多くが10代後半から20代とおぼしき若者たちだ。若い人の持つエネルギーが溢れる街というのは活気がある。
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僕なんかは単純だから、今までになかった若者との出会い、そして新たな消費の確立の予感に諸手を挙げて歓迎していた。しかし、そうでない人たちもいるようだ。
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人の噂とは恐いもので、開校前には「学生約2000人のほとんどが留学生」だとか(実際には留学生の受入は1学年85人程度−しかも1,2年生は全員龍ヶ崎キャンパス+留学生別科40名)、ダイエーの駐車場だった土地に建ったので「経営母体はダイエーだから危ない」(1965年の建学時に出資したのは日本通運)なんて、根も葉もない話がまことしやかに居酒屋会談で語られたりしていた。特に留学生に関するものは、治安の悪化への恐怖とセットになって多くの人が信じていたのではないだろうか。

ただ、留学生が増える事に関する危惧は分からないでもない。新松戸地区の外国人比率が上がっているのは僕自身も実感していて、道ですれ違う人々の会話が日本語でないことも珍しくなくなってきている。隣に住んでいる人と言語でのコミュニケーションが取れない。これは大変なストレスだろう。しかもマスコミからは、昨年の中国人留学生による福岡の一家殺人事件など、留学生が関係した凶悪事件の報道がのべつ流されている。そんな環境下においては「留学生の増加=治安の崩壊」といった図式から離れることは出来ないのは当然かもしれない。

その図式に自分自身が学生時代に筑波学園都市で体験した新旧住民の対立(?)の構図を思い出した。これから僕らはどうしていけばいいのか・・・少しずつ考えていこう・・・明日以降に続く
posted by 岩崎秀太 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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